★今日もどこかでまんどらたん★
今でも鮮明に思い出せる。


君は、あの場所に立っていた。
私は、戦闘で受けた傷を癒すために、偶然そこへ立ち寄った。



西サルタバルタのアウトポスト。


見知らぬ君が私に、手を振った。
反射的に手を振り返す。

君が私に丁寧におじぎした。
私も丁寧におじぎする。
私の数少ない長所なのだが、人見知りが激しいくせに人当たりがよい。
朗らかに「こんにちわ♪」と挨拶すると、君も朗らかに「こんにちは♪」と応えた。
「今日もいい天気ですね」
サルタバルタの青空を眺めた後、私をじっと見つめながら君が言った。
「うんうん、雲一つないいいお天気ですね」
同じように空を眺め、それから君に向き直る。
チュニックにすっぽりと身を包んだタルタル。一瞥しただけでは、年齢どころか男女の区別もむつかしい。
試しに、私は君をつんつんつついた。
君は私を見て慌てた。
「かわいい(笑)」
全く、タルタルの仕草の可愛らしさは反則ものだ。
装備品から判断するに、君は、まだまだ駆け出しの冒険者に見えた。
「初心者の方ですか?」
「うい。3日前からです」
ヒュームである私を見上げて、君は嬉しそうにそう言った。
冒険者になって、まだ3日。君の冒険は始まったばかりだったんだ。
「おお♪」
私も君を見て喜んだ。何だか嬉しかった。
「ちょ~~初心者です。よろしくです」
君はそう言って丁寧におじぎした。
「私もまだまだ半人前で。こちこそよろしくです」
私もそう言って丁寧におじぎした。
「昨日はレベル60の方とご一緒しました。。」
ふと呟くように君が言った。
「きんちょ~~~~しました。」
「わかるわかる(笑)」
私はと言えば、まだレベル20になるかならないかの頃。60だなんて想像も付かないレベルだ。
「天のかたです・・・・。いつかは追いつきたいものです」
思えば。
君はずっと、強くなりたいと願っていたんだろう。
私達が初めて出会ったこの時には既に、決意していたんだ。
私は、駆け出しだった君を力強く応援した。
この時は、まさか、冒険者としてのキャリアをあっさりと抜かれるとは思っていなかったけれど(笑)
「では、また。」
「はい、では、また・・・!」
私達は互いに会釈を交わし、手を振って別れた。
私は、再び戦闘をするために歩き出した。
君は・・・。
そう言えば、なぜあの場所に立っていたんだろうね。



次に言葉を交わしたのは、直接会ってではなく、Tellだった。
バストゥーク出身で、まだミンダルシアの土地に疎かった私は、タロンギで迷ってしまった。
PTのリーダーだった君が、迎えに来てくれた。
この時にたぶん、君にとって私は「迷子になりやすい人」という認識になったのだろうね。
まぁ、それは間違いではなかったけれど。
今では、迷うことも少なくなったよ。


それから二、三日して、私達は再びPTを組んだ。
タロンギ、ブブリム。そして初めて訪れるシャクラミ。


それから、君より少しレベルが上だった私は、君のミッションのお手伝いに行ったっけ。
あの頃は、まだ私の方が冒険者としては先輩だったね。
もう一人タルタルの仲間を連れて、三人でギデアスへ。


ぼちぼちレベル18が近くなって君もサポアイテム取りのお年頃になり、船に乗ってバルクルム砂丘へ行きたいと言った。
ミスラの仲間を加えて、三人でブブリムからマウラ、そして船に乗りセルビナへ。
セルビナでは、もう一人、二人共通の知り合いであるヒュームが出迎えていた。
私は用事があってセルビナで別れなければいけなかったが、仲間の多い君のこと、すぐにサポートジョブは修得できると思っていたよ。


その頃私は、新しい友人から冒険者になったとの知らせを受け、彼女と行動する事が多くなった。
次に君と会ったのは故郷バストゥーク。
そこから南グスタベルグへ出て、二人でダングルフの涸れ谷を目指す。
二人では厳しい場所だったけれど、他の冒険者と組めてなんとか目的を果たした。この頃、君から、可愛い色のLSパールをもらったよ。以前一緒にギデアスを目指したタルタルの少女と、初めて見るヒュームの青年と一緒に、バストゥークで四人でお揃いのパールを付けた。
君とタルタルの少女と三人で、北グスタベルグを抜けてパルブロ鉱山へ向かった事もあった。
ここはバスに近いとは言え、随分強い敵が潜んでいて、結局三人は返り討ちに遭ってしまった。
思えば君とはよく並んで突っ伏したものだけど、頼もしくもあったんだ。


国から依頼されるミッションをさぼりがちだった私を見て、君は手伝いを快く引き受けてくれた。
サンドリアから西ロンフォール、そしてゲルスバへ。
NMのオークを倒し、次はウィンダスへ。
手順をよく分かっておらず要領を得ない私に、辛抱強く付き合ってくれたね。
ギデアスに潜む魔物を倒せたのは、君と、あの時私を手伝ってくれたみんなのおかげなんだ。



・・・・思い出すときりがないな(笑)殆ど全ての場所に、君と共に訪れた。君は冒険好きで特攻好きだったから、新しい土地へよく先に向かっていたようだけど。私が初めて足を踏み入れた場所の多くは、一緒に訪れていたように思う。君や、LSの仲間達と共に。
この続きは、またゆっくりと。




えっとwww

この記事はフィクションで(ryはないかも知れないw

あまり感傷的になるのは好きではないので、これはこういう読み物として読んでいただければ幸いです(^ω^) ていうかまだ途中だしねっww
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Comment 
何の小説?
夜月さんもSS書くのか!?
楽しみにしていますヽ(´ー`)ノ
2005/12/07(水) 19:20:36 * * るな #JalddpaA[編集]

☆るなたんへ
この記事は、フィクション率3%以下(?)という驚きの忠実度でお送りしていく予定です(`・ω・´)ゞ
いつかこの時が来たら書くつもりでした。おいらとしては。
少し予定より早くなりましたが(笑)
2005/12/08(木) 08:43:57 * * 夜月 #NkOZRVVI[編集]

なつかしいね。
初期の頃の夜月たんと彼のこと、わたしは直接にはほとんど知らないのに、自分の思い出のようによく覚えてる。
ふたりと共通のともだちになれたあとも、ふたりはいつも、わたしよりずっと遠い高いところにいて、あこがれであり、うらやましくもあり、そして目標だった。
ヴァナの世界の中で、ゲームの物語とは別につむがれる、冒険者ひとりひとりの物語。
物語はいつか終わるものだけど、もう少し、一緒に同じ夢を見たかったな……。
2005/12/08(木) 13:50:09 * * ぱと #9BUfKJZU[編集]

年単位でやっているゲームの場合、途中で止める人がいるのは仕方ないよね(´・ω・`)
残されるほうは感傷的になってみたり・・・・
やめる本人はあっけらかんとしてたりするけどw
2005/12/08(木) 15:19:23 * * あいちゃ #QFJ.w5zk[編集]

☆ぱちさんへ
ぱちさんは、おいらのプレイ日記を、まだ記事数が一桁かどうかという初期の頃に見つけてくださいましたよね☆(*´∀`)
二ヶ月後にぱちさんがヴァナに来られた頃も、まったり派なおいらにとってはまだまだ初期の頃な感じで・・・(笑)
この頃にいろんな人たちに出会えたのは、幸運な事だったと思います☆
おいらのヴァナが「楽しい物語」として始まったのは、みんなに出会えたおかげです☆
まだまだ、その物語を終えるつもりはないので、今回の事はホントびっくりでしたけどね('~';)ゞ

☆あいちゃへ
いつかみんなこの世界を旅立っていくモノだと覚悟はしています☆
正直、みんなを見送ることになるやろなーと激しく予感www
そうですねぇ、できれば挨拶くらいさせろやと思ったけども(笑)
ある時期から、この人と訪れた場所はいつか記事にしようと思っていました。
うーん、感傷といよりは、記録、記憶としてとどめておきたいという感じでしょうか。自己満足ですけどね。
しかし、場所が多すぎるっつーか、やっぱ「全エリア。(デュナミスをのぞくw)」で終わらせたくなる気もしますwww(゚∀゚)
2005/12/10(土) 20:35:15 * * 夜月 #NkOZRVVI[編集]


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